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新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術
新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術
著者名 編著 江口 正信(公立福生病院部長)
発行年月日 2015年3月20日
判・頁数 A5判 232頁
ISBN 9784907176174
価格(税別) 本体価格 2,600円+税
在庫 在庫あり 
書籍概要
体温、脈拍、呼吸、血圧、排泄、栄養、清潔、体位など看護技術のなかでもとくに臨床上重要な項目について取り上げ、各項目における必須のポイントに対応できるよう、疑問点(Question)を上げ、それに対する答え(Answer)と解説を述べる形でまとめた解説書の改訂版。看護技術の理論的な裏づけを楽しく学べるようにという基本的な考え方は残しつつ、現在の臨床現場に即した内容に大幅に変更した。
書籍目次詳細
目 次

1 体温 9
・「体温」「呼吸」「脈拍」「血圧」をバイタルサインとよぶのはなぜ? 10
・体温を測定する場所が決まっているのはなぜ? 11
・腋窩、口腔、直腸のそれぞれに測定する部位が決まっているのはなぜ? 13 
・体温の測定部位によって温度差があるのはなぜ? 14
・腋窩温は10分間、口腔温は5分間、直腸温は3分間測定するのはなぜ? 15
・成人の正常体温が、腋窩温で36~37℃と決まっているのはなぜ? 16
・側臥位では上側の腋窩温のほうが高いのはなぜ? 17
・正常な体温でも、1日のうちで体温に差があるのはなぜ? 21
・「基礎体温」は、早朝、舌下で測定するのはなぜ? 22
・年齢によって体温差があるのはなぜ? 24
・熱が急激に上がるとき、悪寒・戦慄が起こるのはなぜ? 25
・体温が急激に上がるとき、汗が出るのはなぜ? 26
・熱が下がるとき、汗が出るのはなぜ? 27
・熱があると心拍動数が増えるのはなぜ? 28
・熱があると呼吸数が増えるのはなぜ? 29
・保温をする際、1時間に1度程度、体温が上昇するように行うのはなぜでしょうか? 32

2 脈拍 33
・脈拍を測定するとき示指、中指、薬指の3指で測定するのはなぜ? 34
・脈拍は、一般に

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序文・はじめに・あとがき 等
はじめに

 看護師や看護学生のみなさん、あなたがたが現在行っている、あるいは学んでいる看護について“なぜ必要なのか”、“なぜ、このようにしなければならないのか”と考えたことがありますか。 
 また、すでに看護師になられた方々は、経験的に学んだ、あるいは先輩や上司から指導された看護について、実践的な知識は身につけたけれど理論的な知識が不足している思ったことはありませんか。
 看護技術の取得のためには、当然テクニカルな面での研鑽が必要です。しかし、いま述べた“なぜ必要なのか”や“なぜ、このようにしなければならないのか”などの理論的な裏付けも必須です。たとえば、飛行機の操縦に関しては非常に優秀なパイロットなのに、どうして飛行機が空に浮かんでいるのか、その理論に関する知識がない人だとしたら、みなさんはこのパイロットが操縦する飛行機に安心して乗ることができるでしょうか。
 経験的な知識や技術も重要です。しかし、それだけではいままでに体験したことのない場面に遭遇したとき、パニックに陥ってしまう危険性があります。そのような場面でも、技術を裏付ける理論があれば、冷静に対処することができます。
 そこで本書では、看護技術の理論的な裏付けを楽しく学べるように工夫しました。
 まず、看護技術のなかでもとくに臨床上重要な点について、体温、脈拍、呼吸、血圧、排泄、栄養、清潔、体位と患者の移送、吸入与薬、輸血、採血、包帯法、感染予防に分け、各項目における必須のポイントに対応できるよう、疑問点(Question)をあげ、それに対する答え(Answer)と解説を述べる形でまとめました。
 次に、必要に応じて看護のポイント(Nursing Point)や「押さえておこう」を掲載し、現在看護学を学んでいる方々が臨地実習の場で役立つように工夫しました。もちろん、すでに看護師の資格をもって活躍されている方々にとっても、臨床の場で十分に活用できるものと思います。
 さらに、表やイラストも加え、より理解しやすいように編集いたしました。文章のみではわかりにくい点も、これらを同時に参照することによって、視覚に訴えながら看護技術に対する理解が深まるものと思います。
 看護技術を習得することは看護にとって必須事項ですが、前述のように、その理論的な裏付けも大変重要です。本書がみなさんの学習や実習あるいは臨床の場に役立つことができれば、執筆者の一人としてこのうえない喜びです。

2015年1月

江口正信
公立福生病院臨床検査科部長

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