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看護技術のなぜ?ガイドブック
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書籍概要
看護技術の取得のためには、当然テクニカルな面での研鑽が必要なのは言うまでもない。しかし、「なぜ、必要なのか」「なぜ、この手順なのか」といった理論的な裏付けを知ることも必要である。読みやすいQ&A形式で、合計325項目の基本的な看護技術の“なぜ?”を収載した。
書籍目次詳細
主な内容 Chapter1 バイタルサインのなぜ 体温測定(腋窩、口腔、直腸温、耳内)、呼吸測定、脈拍測定、血圧測定 Chapter2 環境整備のなぜ 室内環境、ベッドメーキング Chapter3 清潔援助のなぜ 入浴援助、清拭、足浴、陰部清拭、口腔ケア、洗髪 Chapter4 食事援助のなぜ 食事援助、経管栄養 Chapter5 排泄援助のなぜ 排泄援助、ポータブルトイレ介助、床上排泄、オムツ介助、導尿、浣腸 Chapter6 体位変換のなぜ 体位変換、看護師のボディメカニクス、患者のボディメカニクス、すべての体位変換に共通、側臥位から仰臥位へ、体位の保持 Chapter7 移動・移送のなぜ ベッドでの水平移動・上方移動、車いすへの移動、車いすでの移送、ストレッチャーへの移動、ストレッチャーでの移送、歩行援助 Chapter8 罨法のなぜ 温罨法、冷罨法 Chapter9 感染予防のなぜ 無菌操作、手洗い、ガウンテクニック Chapter10 採血のなぜ Chapter11 注射のなぜ 静脈内注射、筋肉内注射、皮下注射、皮内注射 Chapter12 輸液のなぜ 点滴静脈内注射、中心静脈栄養 Chapter13 与薬のなぜ 経口与薬、口腔内与薬、直腸内与薬、咽頭塗布、皮膚塗擦、点眼
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序文・はじめに・あとがき 等
はじめに 今、さかんに「根拠に基づいた看護」ということが言われています。「根拠は?」「どうして?」「なぜ?」――。臨地実習や学校、あるいは就職先の病院で、皆さんもこれらの言葉をよく耳にしていることでしょう。 本書は、看護技術のなかでも臨床上重要なバイタルサインや環境整備、清潔援助、食事援助、排泄援助、体位変換、移動・移送、罨法、感染予防、採血、注射、輸液、与薬について、合計325 の「なぜ?」を収載しました。各項目とも、読みやすいQ&A 方式で記述し、理論的な裏づけができるようにしています。 「なぜこの手順なのか」を知ることは、自分が行う行動の意味が分かるということです。初学者でも、「なぜこうするのか」を押さえれば、手順を忘れにくくなるはずです。また、看護技術にある程度自信がある人も、「なぜこうするのか」と言われると説明できないということがないでしょうか。是非、改めて原点に立ち返るつもりで目を通してください。 本書が、皆さんの学習や看護実践の助けとなれば幸いです。 2016 年2 月 大川 美千代
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