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看護のための からだの正常・異常ガイドブック
看護のための からだの正常・異常ガイドブック
著者名 監修:山田 幸宏(昭和伊南総合病院健診センター長)
発行年月日 2016年2月3日
判・頁数 新書判 408頁
ISBN 9784907176419
定価(10%税込) 定価 2,200円(10%税込)
在庫 在庫あり 
書籍概要
看護のために知っておきたい、からだの正常(解剖・生理)と異常(病態)をQ&Aで解説。12章の構成で、人体の複雑な構造と機能、病気の仕組みを関連づけて理解することができる。「Memo」や「Step up column」で実践に役立つワンランク上の知識が身につく。
書籍目次詳細
主な内容 Chapter1 呼吸器系  呼吸器系の構造と換気 / ガス交換 Chapter2 循環器系  循環器系の構造と心臓 / 血管(動脈と静脈)の構造 / リンパ Chapter3 消化器系  消化器系の構造 / 咀嚼と嚥下 / 消化と吸収の仕組み Chapter4 泌尿器系  腎臓の構造 / 尿の生成 / 排尿 Chapter5 代謝  代謝の仕組み / 糖質代謝 / 脂質代謝 / タンパク質代謝 Chapter6 内分泌系  ホルモンの作用 / 内分泌器官とホルモン Chapter7 神経系  脳の構造と機能 / 神経系の構造と伝達 Chapter8 運動と睡眠  骨、関節、筋肉の構造と働き / 運動神経と運動 / 安静と睡眠 Chapter9 生殖器系  生殖器系の構造と機能 / 受精と妊娠 Chapter10 生体の恒常性  体液の成分と働き / 血液 / リンパ / 体温の維持 Chapter11 免疫系  免疫系の機能 Chapter12 細胞の構造と遺伝  細胞の構造と遺伝 Chapter13 感覚器系  視覚 / 聴覚 / 平行覚 / 味覚 / 皮膚感覚

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序文・はじめに・あとがき 等
はじめに  ヒトのからだは細胞から構成されていますが、細胞は組織を構成し、組織は器官を構成し、外界の病原体からの攻撃に立ち向って有機体としての生命を保っています。  ヒトの器官には呼吸器、循環器などさまざまな器官がありますが、それぞれの器官は呼吸器系、循環器系、消化器系、神経系、免疫系などのシステムを構成しています。これらのシステムにを高度に進化させたヒトは、それらのシステムを互いに調節し、確実で、かつ効率よく地球上に生存しうるようになりました。しかし、それらの細胞、組織、器官系にさまざまな機能障害を生じることにより疾病が起こります。  疾病を理解するためには、ヒトのからだがどのような細胞、組織、器官から構成され、それぞれがどのような機能を果たし、それらの機能が果たされなかったときどのように状態になるのかについて学ぶ必要があります。本書はこれらについて、最新の医療の進歩に関する情報も掲載しています。本書を熟読することにより、形態機能学、病態学などの実力がつくものと期待しております。

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