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看護学生のためのウォーミングアップ
看護学生のためのウォーミングアップ
著者名 著:平田雅子、平田昌、石関直子
発行年月日 2016年12月
判・頁数 B5判 140頁
ISBN 9784907176631
価格(税別) 本体価格 2,000円+税
在庫 在庫あり 
書籍概要
看護師を志すうえで、高校生レベルの基礎知識(数学、化学、生物、物理)を学ぶことは非常に重要なことである。また、看護計画や看護記録を書くうえで必要となるのが小論文などの知識である。
本書は、数学、化学、生物、物理の基礎知識の勉強と、さらに文章力を高めるためのノウハウを盛り込んだ参考図書である。本格的に看護学を学ぶ学生のためのウォーミングアップ的な存在である。著者は、多くの看護教育の現場で授業をもち、何がいちばん必要なのかを理解してきた方々であり、また、予備校で小論文の講座をもち、数多くの看護学生や看護師に指導をしてきた実績の持ち主である。
書籍目次詳細
目 次 

数学のウォーミングアップ 平田雅子
 1.数学に必要な計算の知識 6
   「加(+)・減(-)・乗(×)・除(÷)の簡単な復習」、「小数と分数」、「以上、以下、未満」「四捨五入・切り上げ・切り捨て」「累乗・指数」

 2.看護に役立つ数学の知識 15
   「面積・体積」「比例・反比例」「小さい量・大きい量」「有効数字と誤差」

 3.看護に役立つ数学の応用問題 26
   「濃度の換算に関する問題」「液体の希釈に関する問題」「点滴における滴下速度に関する問題」「酸素ボンベに関する問題」

物理のウォーミングアップ 平田雅子
 1.看護に必要な力学の知識 36
   「ベクトルってなに?」「力の加減と看護の場での応用」「看護にトルクの知識が必要な理由」「安定・不安定」「作用・反作用の法則」

 2.看護に必要な圧力の知識 50
   「空気の圧力」「血圧」「酸素ボンベ」

生物のウォーミングアップ 平田 昌
 1.細胞と遺伝 58
   「細胞」「遺伝情報の伝わり方の基本」
 2. 神経系 68
   「神経細胞の構造」「神経系の分類」「神経を伝わる刺激」
 3 .感覚器官 72
   「においの刺激を感じる鼻」「光の刺激を感じる目」「音の刺激を感じる耳」
 4 .骨格、筋肉と運動 75
   「骨格」「筋肉」「関節」「骨と筋肉が共同した運動」
 5 .呼吸 80
   「肺の構造と役割」
 6 .循環系 82
   「血液の循環」「心臓」
 7 .消化と吸収 86
   「消化管と消化器官」「消化と吸収の仕組み」
 8. 排出系 92
   「肝臓と解毒」「腎臓・膀胱」「皮膚(汗腺)」

化学のウォーミングアップ 平田雅子
 1.物質と化学 98
  「物質の構成粒子」「物質量と化学反応式」「酸と塩基」

 2.有機化合物と人間生活 112
  「有機化合物」「糖類」「アルコール」

小論文のウォーミングアップ 石関直子
 1.レポートとは何か 120
 2.レポートの書き方 123
 3.論文の書き方 126
 4.作成上のオキテ 128

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序文・はじめに・あとがき 等
はじめに

充実したキャンパスライフを送りましょう!!

 皆さんのなかに、看護にどうして数学や物理が必要なのだろうか?と疑問をもつ人がいるかも知れません。
 けれども将来、授業が進むにつれて、たとえば、
 ・5%の薬液を○%に希釈するには?
 ・点滴を○時間で終了するためには1分間の滴下数は?
 ・検査のμg やmg/dLやpg/dLって?
などの知識が必要になりますし、当然国家試験にも出題される内容です。
 数学の知識なくして、どうして乗り越えられるでしょうか?
 また、入学後間もなく皆さんは患者さんの体位変換の技術を学びます。
 どのようにすればナースにとっても患者さんにとっても安定・安楽かを考えると、そこには物理の知識が不可欠ですし、やはり国家試験問題としても登場するのです。
 ここまで読んで、皆さんのなかには「えっ、どうしよう?わからない!」「ちゃんと看護師になれるのだろうか?!」など弱音を吐いている人がいるのではないでしょうか?
 けれども、全く心配はいらないのです。
 入学したばかりの皆さんが、いま国家試験の心配をする必要はありません。
大切なことは、数学や物理、生物、化学が看護と切り離せない学問であり、それも大変基本的な位置を占めているということです。記録を書くという視点からは、小論文の書き方も重要な要素を占めています。
 そして、これらの科目を不得手と思っている皆さんが看護へ「つまずかず入って行くには、どのような準備が必要か」を頭に置いてこの書物が書かれたのです。
 これはウォーミングアップのための書物ですから、ここに述べたことが看護における数学や物理などの知識のすべてでは決してありません。
 しかし、この内容を先ずマスターして授業にのぞめば、理解しながらすんなりと入っていくことができます。
 それ以後は皆さんの努力を重ねていけばいいのです。

それではウォーミングアップのはじまり!
著者一同
平田雅子
平田 昌
石関直子

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