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看護のための からだの正常・異常ガイドブック 第2版
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書籍概要
全13章の構成で、人体の複雑な構造と機能、病気の仕組みを関連付けて理解することができる。今回の改訂では、新型コロナウイルス感染症のコラムを追加するなど、全ての内容について更新した。
書籍目次詳細
主な内容
Chapter 1 呼吸器系
吸器系の構造と換気/ガス交換
Chapter 2 循環器系
循環器系の構造と心臓/血管(動脈と静脈)の構造/リンパ
Chapter 3 消化器
消化器系の構造/咀嚼と嚥下/消化と吸収の仕組み
Chapter 4 泌尿器系
腎臓の構造/尿の生成/排尿
Chapter 5 代謝
代謝の仕組み/糖質代謝/脂質代謝/タンパク質代謝
Chapter 6 内分泌系
ホルモンの作用/内分泌器官とホルモン
Chapter 7 神経システム(系)
脳の構造と機能/神経系の構造と伝達
Chapter 8 運動と睡眠
骨、関節、筋肉の構造と働き/運動神経と運動/安静と睡眠
Chapter 9 生殖器系
生殖器系の構造と機能/受精と妊娠
Chapter10 生体の恒常性
体液の成分と働き/血液/リンパ/体温の維持
Chapter11 免疫システム(系)
免疫系の機能
Chapter12 細胞の構造と遺伝
細胞の構造と遺伝
Chapter13 感覚器系
視 覚/聴 覚/平衡感覚/味覚/嗅覚/皮膚感覚
Chapter 1 呼吸器系
吸器系の構造と換気/ガス交換
Chapter 2 循環器系
循環器系の構造と心臓/血管(動脈と静脈)の構造/リンパ
Chapter 3 消化器
消化器系の構造/咀嚼と嚥下/消化と吸収の仕組み
Chapter 4 泌尿器系
腎臓の構造/尿の生成/排尿
Chapter 5 代謝
代謝の仕組み/糖質代謝/脂質代謝/タンパク質代謝
Chapter 6 内分泌系
ホルモンの作用/内分泌器官とホルモン
Chapter 7 神経システム(系)
脳の構造と機能/神経系の構造と伝達
Chapter 8 運動と睡眠
骨、関節、筋肉の構造と働き/運動神経と運動/安静と睡眠
Chapter 9 生殖器系
生殖器系の構造と機能/受精と妊娠
Chapter10 生体の恒常性
体液の成分と働き/血液/リンパ/体温の維持
Chapter11 免疫システム(系)
免疫系の機能
Chapter12 細胞の構造と遺伝
細胞の構造と遺伝
Chapter13 感覚器系
視 覚/聴 覚/平衡感覚/味覚/嗅覚/皮膚感覚
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序文・はじめに・あとがき 等
はじめに
ヒトのからだは細胞から構成されていますが、細胞は組織を構成し、組織は器官を構成し、外界の病原体からの攻撃に立ち向かって有機体としての生命を保っています。
ヒトには呼吸器、循環器などさまざまな器官があり、それぞれの器官は呼吸器系、循環器系、消化器系、神経系、免疫系などのシステムを構成しています。これらのシステムを高度に進化させたヒトは、それらのシステムを互いに調節し、確実で、かつ効率よく地球上に生存しうるようになりました。しかし、それらの細胞、組織、器官系にさまざまな機能障害を生ずることにより疾病が起こります。
疾病を理解するためには、ヒトのからだがどのような細胞、組織、器官から構成され、それぞれがどのような機能を果たし、それらの機能が果たされなかったときどのような状態になるのかについて学ぶ必要があります。本書ではこれらについて、最新の医療の進歩に関する情報も記載しています。本書を熟読することにより、形態機能学、病態学などの実力がつくものと期待しております。
2016年2月の初版の発行から7年半の歳月が経過しました。2020年から3年半にわたって新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)により、医療体制が一変しました。ワクチン接種や免疫・感染症に対する理解の必要性が改めて重要であることが認識されました。
今回の改訂では高血圧治療ガイドライン、基礎代謝量を最新版に、また、新型コロナウイルス感染症、第二次性徴、カーラーの救命曲線などをコラムに追加するなど、すべての内容についてを更新いたしました。
ヒトのからだは細胞から構成されていますが、細胞は組織を構成し、組織は器官を構成し、外界の病原体からの攻撃に立ち向かって有機体としての生命を保っています。
ヒトには呼吸器、循環器などさまざまな器官があり、それぞれの器官は呼吸器系、循環器系、消化器系、神経系、免疫系などのシステムを構成しています。これらのシステムを高度に進化させたヒトは、それらのシステムを互いに調節し、確実で、かつ効率よく地球上に生存しうるようになりました。しかし、それらの細胞、組織、器官系にさまざまな機能障害を生ずることにより疾病が起こります。
疾病を理解するためには、ヒトのからだがどのような細胞、組織、器官から構成され、それぞれがどのような機能を果たし、それらの機能が果たされなかったときどのような状態になるのかについて学ぶ必要があります。本書ではこれらについて、最新の医療の進歩に関する情報も記載しています。本書を熟読することにより、形態機能学、病態学などの実力がつくものと期待しております。
2016年2月の初版の発行から7年半の歳月が経過しました。2020年から3年半にわたって新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)により、医療体制が一変しました。ワクチン接種や免疫・感染症に対する理解の必要性が改めて重要であることが認識されました。
今回の改訂では高血圧治療ガイドライン、基礎代謝量を最新版に、また、新型コロナウイルス感染症、第二次性徴、カーラーの救命曲線などをコラムに追加するなど、すべての内容についてを更新いたしました。
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