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看護のための症状Q&Aガイドブック 第2版
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書籍概要
臨地実習や臨床の場でよく出合う40の症状を取り上げ、読みやすいQ&A形式で解説している。第2版では、新たに「意識障害」の項目を追加した。読み進めるうちに、症状が起こるメカニズムから観察の方法や看護まで、自然にマスターできる1冊。患者さんの身体で何が起こっているのかがよくわかる。患者さんの身体で起こっていることがわかる! メカニズムがわかる!
書籍目次詳細
主な内容
ショック / 痙攣 / 発熱 / 脱水 / 浮腫 / 腹水 / 出血・出血傾向 / 貧血 / 全身倦怠感 / や せ / 肥満 / 高血圧 / チアノーゼ / 動悸 / 胸痛 / 呼吸困難 / 咳嗽・痰 / 嗄声 / 嚥下障害 / 食欲不振 / 悪心・嘔吐 / 腹痛 / 下痢 / 便秘 / 吐血・下血・血便 / 排尿障害 / 高血糖 / 頭 痛 / 言語障害 / 運動障害 / 認知症 / めまい / 耳鳴 / 聴覚障害 / 視覚障害 / 黄疸 / かゆみ / 褥瘡 / 睡眠障害 / 意識障害
ショック / 痙攣 / 発熱 / 脱水 / 浮腫 / 腹水 / 出血・出血傾向 / 貧血 / 全身倦怠感 / や せ / 肥満 / 高血圧 / チアノーゼ / 動悸 / 胸痛 / 呼吸困難 / 咳嗽・痰 / 嗄声 / 嚥下障害 / 食欲不振 / 悪心・嘔吐 / 腹痛 / 下痢 / 便秘 / 吐血・下血・血便 / 排尿障害 / 高血糖 / 頭 痛 / 言語障害 / 運動障害 / 認知症 / めまい / 耳鳴 / 聴覚障害 / 視覚障害 / 黄疸 / かゆみ / 褥瘡 / 睡眠障害 / 意識障害
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序文・はじめに・あとがき 等
はじめに
今、皆さんはどんな状況でこの本を開いてくれているのでしょうか。おそらく臨地実習で担当することになった患者さんの症状について調べようとしているところなのではないでしょうか。
本書は、臨床で遭遇する機会の多い症状を選び、そのメカニズムの解説を中心にQ&Aスタイルでまとめたものです。表現やイラストもできるだけ平易なものになるよう心がけました。また、症状のなかにはしばしば一緒にみられたり、続いて起こってきたりするものがあるので、症状同士の関連に目を向けられるような
工夫も盛り込みました。大きさも、ベッドサイドで使えるようにコンパクトなものにしました。臨地実習のなかで、皆さんが大いに本書を活用してくださることを願っています。
症状は、正常な機能や形態が何らかの原因で障害されたときに現れてくるものです。従って、正常な機能や形態(解剖学、生理学、生化学)とどこがどのように障害されるのか(病態生理学)を知っていることは、症状の理解にとって不可欠です。本書の中でも、それぞれの症状を理解するうえで必要な解剖生理、病態生
理について簡単に触れていますが、紙面の都合上十分とはいえません。この機会に、ぜひもう1度これらの専門基礎科目を復習しましょう。実際の患者さんの状態と照らし合わせることで、きっと講義で学んだ知識が確実に自分のものになっていくのを実感できるのではないかと思います。
また、同じ症状でも疾患によってその背景にある病態は異なっており、個々の状況に応じたケアが必要になります。なぜ、この疾患だとこのような症状がみられるのかを合わせて理解することをぜひ心がけましょう。
最後に、本書はあくまでも参考書であり、本当の教科書は皆さんの前の患者さんであることを忘れないでください。
今、皆さんはどんな状況でこの本を開いてくれているのでしょうか。おそらく臨地実習で担当することになった患者さんの症状について調べようとしているところなのではないでしょうか。
本書は、臨床で遭遇する機会の多い症状を選び、そのメカニズムの解説を中心にQ&Aスタイルでまとめたものです。表現やイラストもできるだけ平易なものになるよう心がけました。また、症状のなかにはしばしば一緒にみられたり、続いて起こってきたりするものがあるので、症状同士の関連に目を向けられるような
工夫も盛り込みました。大きさも、ベッドサイドで使えるようにコンパクトなものにしました。臨地実習のなかで、皆さんが大いに本書を活用してくださることを願っています。
症状は、正常な機能や形態が何らかの原因で障害されたときに現れてくるものです。従って、正常な機能や形態(解剖学、生理学、生化学)とどこがどのように障害されるのか(病態生理学)を知っていることは、症状の理解にとって不可欠です。本書の中でも、それぞれの症状を理解するうえで必要な解剖生理、病態生
理について簡単に触れていますが、紙面の都合上十分とはいえません。この機会に、ぜひもう1度これらの専門基礎科目を復習しましょう。実際の患者さんの状態と照らし合わせることで、きっと講義で学んだ知識が確実に自分のものになっていくのを実感できるのではないかと思います。
また、同じ症状でも疾患によってその背景にある病態は異なっており、個々の状況に応じたケアが必要になります。なぜ、この疾患だとこのような症状がみられるのかを合わせて理解することをぜひ心がけましょう。
最後に、本書はあくまでも参考書であり、本当の教科書は皆さんの前の患者さんであることを忘れないでください。
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