

新訂版 クイックマスター微生物学 第2版
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書籍概要
ウイルス、ワクチン、感染症、細菌症など、変わりゆく微生物学の最新知見を追加した待望の改訂版。

書籍目次詳細
CONTENTS
巻頭カラー写真で学ぶ微生物学 Ⅰ〜XVI
Ⅰ 微生物と微生物学
第1 章微生物学のあゆみ
■ 1 ■ 微生物とは 16
A 微生物の種類と大きさ 16
B 微生物の分類 17
■ 2 ■ 微生物学とは 19
A 微生物学の範囲 19
B 医科微生物学 20
■ 3 ■ 微生物の発見 22
A 微生物の発見以前 22
B 微生物の発見 22
■ 4 ■ 病原細菌、ウイルスの発見 23
A 微生物学の始まり 23
B 病原細菌の発見 25
C ウイルスの発見 25
D ウイルスの培養 26
E 電子顕微鏡 26
■ 5 ■ 免疫学の始まり 27
A ワクチン 27
B 免疫血清 28
C 貪食細胞 28
D 自然免疫 29
E 獲得免疫 29
■ 6 ■ 消毒法、抗菌薬の発見 30
A 消毒の始まり 30
B 抗菌薬の発見 30
■ 7 ■ 医科微生物学の発展 32
A 検査方法の発展 32
B ワクチン開発 33
C 遺伝子治療・細菌毒素の応用 34
第2 章細菌学
■ 1 ■ 細菌の形態と構造 36
A 大きさと形 36
B 染色と観察 37
C 構造 38
■ 2 ■ 細菌の増殖 44
A 栄養 44
B 分裂・増殖 44
C 培養 46
■ 3 ■ 細菌の代謝 48
A 代謝経路 48
B 異化作用 48
C 細菌の同化作用 49
■ 4 ■ 細菌の遺伝 50
A 形質遺伝 50
B 突然変異 50
C 形質転換 51
D 接合 51
E 形質導入 52
■ 5 ■ 細菌の病原性 53
A 病原因子 53
B 細菌毒素 55
■ 6 ■ 細菌の分類 58
A 学名 58
B 分類 58
第3 章真菌学
■ 1 ■ 真菌の生態 64
A 真菌と人間生活とのかかわり 64
B 病原真菌 64
■ 2 ■ 真菌の形態と構造 65
A 形態 65
B 細胞構造 66
■ 3 ■ 真菌の発育・増殖 68
A 菌糸の発育 68
B 菌糸の分化 68
C 出芽による増殖 69
D 真菌の生殖 69
■ 4 ■ 真菌の栄養と代謝 71
A 栄養 71
B 代謝 71
C 培養 71
■ 5 ■ 真菌の分類と病原性 72
A 真菌の分類 72
B 真菌の病原性 72
第4 章原虫学
■ 1 ■ 原虫の特徴 76
A 原虫と寄生虫 76
B 形態 76
C 構造 77
D 分裂・増殖 78
■ 2 ■ 原虫の種類と病原性 80
A 種類 80
B 感染経路 80
C 寄生部位 81
D 原虫感染による疾患 81
第5 章ウイルス学
■ 1 ■ ウイルスの特徴 84
A ウイルスの特徴 84
■ 2 ■ ウイルスの形態と構造 85
A 大きさと形 85
B 基本構造 86
■ 3 ■ ウイルスの増殖 88
A 増殖過程 88
B 増殖速度 91
■ 4 ■ ウイルスの遺伝 92
A 突然変異 92
B 遺伝子組換え 93
C 遺伝的再活性化 94
D 相補 94
■ 5 ■ ウイルスの分類 95
A 国際的な分類法 95
B 性質による分類 95
■ 6 ■ ウイルスの病原性 101
A ウイルス感染細胞の変化 101
B 感染の拡がり 101
C 腫瘍ウイルス 102
Ⅱ 感染と感染症
第6 章感染
■ 1 ■ 感染の成立 106
A 感染とは 106
B 感染の成立と要因 107
C 顕性感染と不顕性感染 108
■ 2 ■ 感染後の経過 109
■ 3 ■ 感染源と感染経路 110
A 感染源 110
B 感染経路 111
■ 4 ■ 病原因子と感染防御機構 117
A 侵入門戸 117
B 細菌と感染防御機構 118
C ウイルスと感染防御機構 119
第7 章免疫学
■ 1 ■ 免疫とは何か 122
A 免疫の定義 122
B 自然免疫と獲得免疫 122
C 抗原 123
■ 2 ■ 免疫担当細胞 124
A 免疫担当器官 124
B リンパ球 125
C 単球・マクロファージ 127
D 樹状細胞 127
E 顆粒球 127
F NK(ナチュラルキラー)細胞 128
G NKT 細胞 128
■ 3 ■ 抗体と補体 129
A 抗体 129
B 補体 131
■ 4 ■ サイトカイン 133
A 種類と機能 133
B 代表的なサイトカインの特徴 136
■ 5 ■ 免疫応答 138
A 免疫成立の過程 138
B 抗原認識 139
C Th1 リンパ球とTh2 リンパ球 139
D 液性免疫と細胞性免疫 140
■ 6 ■ アレルギー 142
第8 章感染症
■ 1 ■ 感染症のいま 146
A 新興・再興感染症 146
B 日和見感染と院内感染 152
C 薬剤耐性菌 153
■ 2 ■ 感染症対策 155
A 感染症サーベイランス 155
B 感染源、感染経路対策 155
C 感受性宿主対策 159
D 院内感染対策 159
■ 3 ■ 流行抑制 165
A 感受性宿主 165
B ワクチン 165
C 免疫血清とヒト免疫グロブリン製剤 169
D 滅菌と消毒 169
■ 4 ■ 感染症の診断 175
A 感染徴候 175
B 診断 178
C 検体採取 178
D 検査 178
■ 5 ■ 感染症の治療 184
A 化学療法薬の特徴 184
B 薬剤感受性と薬剤耐性 185
C 化学療法薬の副作用 186
D 抗菌薬 186
E 抗真菌薬 191
F 抗原虫薬 193
G 抗ウイルス薬 194
Ⅲ 病原微生物と感染症
第9 章主な病原細菌と細菌感染症
■ 1 ■ グラム陽性球菌 204
A ブドウ球菌属 204
黄色ブドウ球菌/表皮ブドウ球菌
B レンサ球菌属 207
A群レンサ球菌/B群レンサ球菌/肺炎球菌
C 腸球菌属 209
■ 2 ■ グラム陰性好気性桿菌および球菌 210
A シュードモナス属 210
緑膿菌
B ボルデテラ属 210
百日咳菌
C ブルセラ属 211
D フランシセラ属 212
E レジオネラ属 212
レジオネラ・ニューモフィラ
F ナイセリア属 213
淋菌/髄膜炎菌
G モラクセラ属 215
■ 3 ■ グラム陰性通性嫌気性桿菌 216
1 腸内細菌科 216
A エシェリキア属 217
大腸菌
B シゲラ属 218
赤痢菌
C サルモネラ属 220
チフス菌、パラチフスA菌/非チフス性サルモネラ菌
D エルシニア属 222
ペスト菌/エルシニア・エンテロコリチカ
E クレブシェラ属 223
肺炎桿菌
F その他の腸内細菌 224
セラチア属/エンテロバクター属/シトロバクター属/プ
ロテウス属
2 ビブリオ科 224
A ビブリオ属 224
コレラ菌/腸炎ビブリオ
B エロモナス属 227
C プレジオモナス属 227
3 その他のグラム陰性通性嫌気性桿菌 227
A ヘモフィルス属 227
インフルエンザ菌/軟性下疳菌
■ 4 ■ グラム陰性嫌気性桿菌および球菌 229
A バクテロイデス属 229
B その他のグラム陰性嫌気性桿菌 229
プレボテラ属/ボルフィロモナス属/フソバクテリウム属
C ベイヨネラ属 230
■ 5 ■ グラム陽性桿菌 231
1 有芽胞桿菌 231
A バシラス属 231
炭疽菌/セレウス菌
B クロストリジウム属 232
破傷風菌/ボツリヌス菌/ウェルシュ菌/ディフィシル菌
2 無芽胞桿菌 235
A リステリア属 235
■ 6 ■ らせん菌 237
1 スピリルム科 237
A スピリルム属 237
B カンピロバクター属 237
C ヘリコバクター属 238
2 スピロヘータ科 239
A トレポネーマ属 239
梅毒トレポネーマ
B ボレリア属 240
C レプトスピラ属 241
■ 7 ■ 放線菌と関連細菌 242
A コリネバクテリウム属 242
ジフテリア菌
B マイコバクテリウム属 243
結核菌/らい菌
C 放線菌類 248
放線菌属/ノカルジア属
■ 8 ■ マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア 249
A マイコプラズマ 249
肺炎マイコプラズマ
B リケッチア 250
発疹チフスリケッチア/発疹熱リケッチア/日本紅斑熱リケッ
チア/ツツガムシ病リケッチア/ 腺熱リケッチア症
C クラミジア 252
トラコーマ・性器クラミジア/肺炎クラミジア/オウム病クラ
ミジア
第10 章主な病原真菌と真菌症
■ 1 ■ 表在性真菌症を起こす真菌 256
皮膚糸状菌/カンジダ属/マラセチア属
■ 2 ■ 深部皮膚真菌症を起こす真菌 259
スポロトリックス属/黒色真菌/その他の真菌
■ 3 ■ 深在性真菌症を起こす真菌 260
カンジダ属/アスペルギルス属/クリプトコックス属/接合菌
類/トリコスポロン属/ニューモシスチス属
■ 4 ■ 輸入真菌症の病原菌 263
第11 章主な病原原虫と原虫症
■ 1 ■ 腸管寄生性原虫類 266
赤痢アメーバ原虫/ランブル鞭毛虫/クリプトスポリジウム・
パルブム原虫/大腸バランチジウム原虫
■ 2 ■ 性・泌尿器寄生性原虫類 270
腟トリコモナス原虫
■ 3 ■ 血液・組織寄生性原虫類 271
トキソプラズマ・ゴンディ/トリパノソーマ原虫/リーシュマ
ニア原虫/アカントアメーバ・カルバートソニ原虫/プラスモ
ジウム原虫(マラリア原虫)
第12 章主な病原ウイルスとウイルス感染症
■ 1 ■ DNA ウイルス 278
ポックスウイルス科/ヘルペスウイルス科/アデノウイルス科
/ポリオーマウイルス科/パピローマウイルス科/パルボウイ
ルス科/ヘパドナウイルス科
■ 2 ■ RNA ウイルス 288
ピコルナウイルス科/レオウイルス科/カリシウイルス科/ト
ガウイルス科/マトナウイルス科/フラビウイルス科/オルソ
ミクソウイルス科/パラミクソウイルス科/ラブドウイルス科
/コロナウイルス科/フィロウイルス科/ブニヤウイルス目/
レトロウイルス科
3 ■ 肝炎ウイルス 322
ヘパトウイルスA(旧A型肝炎ウイルス)/B型肝炎ウイルス
/ヘパシウイルスC(旧C型肝炎ウイルス)/オルソヘペウイ
ルスA(旧E型肝炎ウイルス)
第13 章プリオンとプリオン病
■ 1 ■ プリオンとプリオン病 330
A プリオン 330
B プリオン病 330
参考文献 333
索 引 334
巻頭カラー写真で学ぶ微生物学 Ⅰ〜XVI
Ⅰ 微生物と微生物学
第1 章微生物学のあゆみ
■ 1 ■ 微生物とは 16
A 微生物の種類と大きさ 16
B 微生物の分類 17
■ 2 ■ 微生物学とは 19
A 微生物学の範囲 19
B 医科微生物学 20
■ 3 ■ 微生物の発見 22
A 微生物の発見以前 22
B 微生物の発見 22
■ 4 ■ 病原細菌、ウイルスの発見 23
A 微生物学の始まり 23
B 病原細菌の発見 25
C ウイルスの発見 25
D ウイルスの培養 26
E 電子顕微鏡 26
■ 5 ■ 免疫学の始まり 27
A ワクチン 27
B 免疫血清 28
C 貪食細胞 28
D 自然免疫 29
E 獲得免疫 29
■ 6 ■ 消毒法、抗菌薬の発見 30
A 消毒の始まり 30
B 抗菌薬の発見 30
■ 7 ■ 医科微生物学の発展 32
A 検査方法の発展 32
B ワクチン開発 33
C 遺伝子治療・細菌毒素の応用 34
第2 章細菌学
■ 1 ■ 細菌の形態と構造 36
A 大きさと形 36
B 染色と観察 37
C 構造 38
■ 2 ■ 細菌の増殖 44
A 栄養 44
B 分裂・増殖 44
C 培養 46
■ 3 ■ 細菌の代謝 48
A 代謝経路 48
B 異化作用 48
C 細菌の同化作用 49
■ 4 ■ 細菌の遺伝 50
A 形質遺伝 50
B 突然変異 50
C 形質転換 51
D 接合 51
E 形質導入 52
■ 5 ■ 細菌の病原性 53
A 病原因子 53
B 細菌毒素 55
■ 6 ■ 細菌の分類 58
A 学名 58
B 分類 58
第3 章真菌学
■ 1 ■ 真菌の生態 64
A 真菌と人間生活とのかかわり 64
B 病原真菌 64
■ 2 ■ 真菌の形態と構造 65
A 形態 65
B 細胞構造 66
■ 3 ■ 真菌の発育・増殖 68
A 菌糸の発育 68
B 菌糸の分化 68
C 出芽による増殖 69
D 真菌の生殖 69
■ 4 ■ 真菌の栄養と代謝 71
A 栄養 71
B 代謝 71
C 培養 71
■ 5 ■ 真菌の分類と病原性 72
A 真菌の分類 72
B 真菌の病原性 72
第4 章原虫学
■ 1 ■ 原虫の特徴 76
A 原虫と寄生虫 76
B 形態 76
C 構造 77
D 分裂・増殖 78
■ 2 ■ 原虫の種類と病原性 80
A 種類 80
B 感染経路 80
C 寄生部位 81
D 原虫感染による疾患 81
第5 章ウイルス学
■ 1 ■ ウイルスの特徴 84
A ウイルスの特徴 84
■ 2 ■ ウイルスの形態と構造 85
A 大きさと形 85
B 基本構造 86
■ 3 ■ ウイルスの増殖 88
A 増殖過程 88
B 増殖速度 91
■ 4 ■ ウイルスの遺伝 92
A 突然変異 92
B 遺伝子組換え 93
C 遺伝的再活性化 94
D 相補 94
■ 5 ■ ウイルスの分類 95
A 国際的な分類法 95
B 性質による分類 95
■ 6 ■ ウイルスの病原性 101
A ウイルス感染細胞の変化 101
B 感染の拡がり 101
C 腫瘍ウイルス 102
Ⅱ 感染と感染症
第6 章感染
■ 1 ■ 感染の成立 106
A 感染とは 106
B 感染の成立と要因 107
C 顕性感染と不顕性感染 108
■ 2 ■ 感染後の経過 109
■ 3 ■ 感染源と感染経路 110
A 感染源 110
B 感染経路 111
■ 4 ■ 病原因子と感染防御機構 117
A 侵入門戸 117
B 細菌と感染防御機構 118
C ウイルスと感染防御機構 119
第7 章免疫学
■ 1 ■ 免疫とは何か 122
A 免疫の定義 122
B 自然免疫と獲得免疫 122
C 抗原 123
■ 2 ■ 免疫担当細胞 124
A 免疫担当器官 124
B リンパ球 125
C 単球・マクロファージ 127
D 樹状細胞 127
E 顆粒球 127
F NK(ナチュラルキラー)細胞 128
G NKT 細胞 128
■ 3 ■ 抗体と補体 129
A 抗体 129
B 補体 131
■ 4 ■ サイトカイン 133
A 種類と機能 133
B 代表的なサイトカインの特徴 136
■ 5 ■ 免疫応答 138
A 免疫成立の過程 138
B 抗原認識 139
C Th1 リンパ球とTh2 リンパ球 139
D 液性免疫と細胞性免疫 140
■ 6 ■ アレルギー 142
第8 章感染症
■ 1 ■ 感染症のいま 146
A 新興・再興感染症 146
B 日和見感染と院内感染 152
C 薬剤耐性菌 153
■ 2 ■ 感染症対策 155
A 感染症サーベイランス 155
B 感染源、感染経路対策 155
C 感受性宿主対策 159
D 院内感染対策 159
■ 3 ■ 流行抑制 165
A 感受性宿主 165
B ワクチン 165
C 免疫血清とヒト免疫グロブリン製剤 169
D 滅菌と消毒 169
■ 4 ■ 感染症の診断 175
A 感染徴候 175
B 診断 178
C 検体採取 178
D 検査 178
■ 5 ■ 感染症の治療 184
A 化学療法薬の特徴 184
B 薬剤感受性と薬剤耐性 185
C 化学療法薬の副作用 186
D 抗菌薬 186
E 抗真菌薬 191
F 抗原虫薬 193
G 抗ウイルス薬 194
Ⅲ 病原微生物と感染症
第9 章主な病原細菌と細菌感染症
■ 1 ■ グラム陽性球菌 204
A ブドウ球菌属 204
黄色ブドウ球菌/表皮ブドウ球菌
B レンサ球菌属 207
A群レンサ球菌/B群レンサ球菌/肺炎球菌
C 腸球菌属 209
■ 2 ■ グラム陰性好気性桿菌および球菌 210
A シュードモナス属 210
緑膿菌
B ボルデテラ属 210
百日咳菌
C ブルセラ属 211
D フランシセラ属 212
E レジオネラ属 212
レジオネラ・ニューモフィラ
F ナイセリア属 213
淋菌/髄膜炎菌
G モラクセラ属 215
■ 3 ■ グラム陰性通性嫌気性桿菌 216
1 腸内細菌科 216
A エシェリキア属 217
大腸菌
B シゲラ属 218
赤痢菌
C サルモネラ属 220
チフス菌、パラチフスA菌/非チフス性サルモネラ菌
D エルシニア属 222
ペスト菌/エルシニア・エンテロコリチカ
E クレブシェラ属 223
肺炎桿菌
F その他の腸内細菌 224
セラチア属/エンテロバクター属/シトロバクター属/プ
ロテウス属
2 ビブリオ科 224
A ビブリオ属 224
コレラ菌/腸炎ビブリオ
B エロモナス属 227
C プレジオモナス属 227
3 その他のグラム陰性通性嫌気性桿菌 227
A ヘモフィルス属 227
インフルエンザ菌/軟性下疳菌
■ 4 ■ グラム陰性嫌気性桿菌および球菌 229
A バクテロイデス属 229
B その他のグラム陰性嫌気性桿菌 229
プレボテラ属/ボルフィロモナス属/フソバクテリウム属
C ベイヨネラ属 230
■ 5 ■ グラム陽性桿菌 231
1 有芽胞桿菌 231
A バシラス属 231
炭疽菌/セレウス菌
B クロストリジウム属 232
破傷風菌/ボツリヌス菌/ウェルシュ菌/ディフィシル菌
2 無芽胞桿菌 235
A リステリア属 235
■ 6 ■ らせん菌 237
1 スピリルム科 237
A スピリルム属 237
B カンピロバクター属 237
C ヘリコバクター属 238
2 スピロヘータ科 239
A トレポネーマ属 239
梅毒トレポネーマ
B ボレリア属 240
C レプトスピラ属 241
■ 7 ■ 放線菌と関連細菌 242
A コリネバクテリウム属 242
ジフテリア菌
B マイコバクテリウム属 243
結核菌/らい菌
C 放線菌類 248
放線菌属/ノカルジア属
■ 8 ■ マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア 249
A マイコプラズマ 249
肺炎マイコプラズマ
B リケッチア 250
発疹チフスリケッチア/発疹熱リケッチア/日本紅斑熱リケッ
チア/ツツガムシ病リケッチア/ 腺熱リケッチア症
C クラミジア 252
トラコーマ・性器クラミジア/肺炎クラミジア/オウム病クラ
ミジア
第10 章主な病原真菌と真菌症
■ 1 ■ 表在性真菌症を起こす真菌 256
皮膚糸状菌/カンジダ属/マラセチア属
■ 2 ■ 深部皮膚真菌症を起こす真菌 259
スポロトリックス属/黒色真菌/その他の真菌
■ 3 ■ 深在性真菌症を起こす真菌 260
カンジダ属/アスペルギルス属/クリプトコックス属/接合菌
類/トリコスポロン属/ニューモシスチス属
■ 4 ■ 輸入真菌症の病原菌 263
第11 章主な病原原虫と原虫症
■ 1 ■ 腸管寄生性原虫類 266
赤痢アメーバ原虫/ランブル鞭毛虫/クリプトスポリジウム・
パルブム原虫/大腸バランチジウム原虫
■ 2 ■ 性・泌尿器寄生性原虫類 270
腟トリコモナス原虫
■ 3 ■ 血液・組織寄生性原虫類 271
トキソプラズマ・ゴンディ/トリパノソーマ原虫/リーシュマ
ニア原虫/アカントアメーバ・カルバートソニ原虫/プラスモ
ジウム原虫(マラリア原虫)
第12 章主な病原ウイルスとウイルス感染症
■ 1 ■ DNA ウイルス 278
ポックスウイルス科/ヘルペスウイルス科/アデノウイルス科
/ポリオーマウイルス科/パピローマウイルス科/パルボウイ
ルス科/ヘパドナウイルス科
■ 2 ■ RNA ウイルス 288
ピコルナウイルス科/レオウイルス科/カリシウイルス科/ト
ガウイルス科/マトナウイルス科/フラビウイルス科/オルソ
ミクソウイルス科/パラミクソウイルス科/ラブドウイルス科
/コロナウイルス科/フィロウイルス科/ブニヤウイルス目/
レトロウイルス科
3 ■ 肝炎ウイルス 322
ヘパトウイルスA(旧A型肝炎ウイルス)/B型肝炎ウイルス
/ヘパシウイルスC(旧C型肝炎ウイルス)/オルソヘペウイ
ルスA(旧E型肝炎ウイルス)
第13 章プリオンとプリオン病
■ 1 ■ プリオンとプリオン病 330
A プリオン 330
B プリオン病 330
参考文献 333
索 引 334

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序文・はじめに・あとがき 等
巻頭言
この度、本書クイックマスター微生物学を、最近流行した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する私たちの経験を踏まえ、微生物学における新規知見を含めることを目的として改訂することにしました。
私はこれまで感染症研究と対策を、特にウイルス感染症学について研究してきました。この10 年間を振り返ってみても、西アフリカにおけるエボラウイルス病の大規模流行、アメリカ大陸におけるジカウイルス病の大規模流行、2019 年12 月から中国・武漢市から始まり、世界規模の流行に発展したCOVID-19、2022 年のヒトサル痘(エムポックスウイルス感染症)の世界規模の流行が発生しています。また、HIV 感染症(エイズ)や肝炎(B 型肝炎やC 型肝炎)に対する治療薬の開発とその発展により、今ではこれらの感染症は治療可能な疾患になりました。日本国内に目を向けてみても新規のウイルス感染症の発見が相次いでいます。
医療・医学にかかわる人は、感染症やその原因となる微生物について詳しく学ぶ必要があります。
本書は医療にかかわる方々(医師、看護師、コメディカル)やその職種の資格を得るべく勉学に励む学生等を対象にしています。COVID-19 流行を経験して、私たちの感染症対策に関する考え方が、劇的に変わったのではないかと思います。感染症を正しく理解することなく、感染症対策を行うことはできません。医療機関等の現場での医療行為、看護、介護についても同様です。医療にかかわろうと考えている学生を含む読者の皆さんが、感染症を理解するための基盤となる微生物学を学びやすいように、文章を読みやすくし、また、新規知見を追加して、また、現在学ぶべき最新の情報を加えるなど、本書を大幅に改訂しました。特に、私自身が研究の領域としている、COVID-19 を含む新興・再興感染症の記述を充実させました。本書は、姉妹書であるパワーアップ問題演習微生物学とステップアップ微生物学ノート(ともに改訂済み)と合わせて読むことによって、理解がより深まると考えています。
最後に、初版のときから微生物学の理解に必要な写真を提供してくださった方々、初版の監修者である牛島廣治先生にお礼と感謝の気持ちを申し上げます。また、この改訂作業を辛抱強く支援してくださったサイオ出版・平山雅嗣氏にも感謝します。
2024 年12 月
西條 政幸
この度、本書クイックマスター微生物学を、最近流行した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する私たちの経験を踏まえ、微生物学における新規知見を含めることを目的として改訂することにしました。
私はこれまで感染症研究と対策を、特にウイルス感染症学について研究してきました。この10 年間を振り返ってみても、西アフリカにおけるエボラウイルス病の大規模流行、アメリカ大陸におけるジカウイルス病の大規模流行、2019 年12 月から中国・武漢市から始まり、世界規模の流行に発展したCOVID-19、2022 年のヒトサル痘(エムポックスウイルス感染症)の世界規模の流行が発生しています。また、HIV 感染症(エイズ)や肝炎(B 型肝炎やC 型肝炎)に対する治療薬の開発とその発展により、今ではこれらの感染症は治療可能な疾患になりました。日本国内に目を向けてみても新規のウイルス感染症の発見が相次いでいます。
医療・医学にかかわる人は、感染症やその原因となる微生物について詳しく学ぶ必要があります。
本書は医療にかかわる方々(医師、看護師、コメディカル)やその職種の資格を得るべく勉学に励む学生等を対象にしています。COVID-19 流行を経験して、私たちの感染症対策に関する考え方が、劇的に変わったのではないかと思います。感染症を正しく理解することなく、感染症対策を行うことはできません。医療機関等の現場での医療行為、看護、介護についても同様です。医療にかかわろうと考えている学生を含む読者の皆さんが、感染症を理解するための基盤となる微生物学を学びやすいように、文章を読みやすくし、また、新規知見を追加して、また、現在学ぶべき最新の情報を加えるなど、本書を大幅に改訂しました。特に、私自身が研究の領域としている、COVID-19 を含む新興・再興感染症の記述を充実させました。本書は、姉妹書であるパワーアップ問題演習微生物学とステップアップ微生物学ノート(ともに改訂済み)と合わせて読むことによって、理解がより深まると考えています。
最後に、初版のときから微生物学の理解に必要な写真を提供してくださった方々、初版の監修者である牛島廣治先生にお礼と感謝の気持ちを申し上げます。また、この改訂作業を辛抱強く支援してくださったサイオ出版・平山雅嗣氏にも感謝します。
2024 年12 月
西條 政幸

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